65歳以上の高齢者が全人口の25%近くを占め、その内約15%の方が要介護(含む要支援)状態です。
その数は500万人に達しようとしています。そのため医療・介護・年金・福祉の社会保障費(税+保険)
は100兆円を超え、現在の超高齢社会にあって深刻な問題となっています。
そういった状況下で弊社は医療・福祉の映像制作などを通じて、「自立した高齢者をいかに増やすか?
認知症の予防や悪化防止のシステムができないか?」と考え、長崎大学などと共同研究を続けて参りました。
そこで誕生したのが「認知機能向上システム」です。認知機能の向上には「脳の鍛錬=活性化」が有効とされています。
高齢者や障害を持った方でも手軽で簡単に使えるようタッチパネルモニターを使用した認知機能の向上の一助となる
ソフトウエアを制作しました。
「認知機能向上システム」は物忘れの自己診断が可能な「タッチで物忘れチェック」、あたまの体操ができる
「タッチでアタマの体操」、生活基本チェックの質問で「タッチでアタマの体操」の課題に取り組むとき、
効果的な課題を選択する「タッチで元気度チェック」の3種類のプログラムで構成されています。
また、利用者登録により履歴の参照が可能です。
現在長崎県産業労働部のコーディネートによる産学官連携により、長崎市の施設でのシステムの活用・データの収集と
長崎県作業療法士会や長崎大学医学部保健学科で課題の有効性や効果などの検証と新しい課題の監修などを行って
頂いており新コンテンツ制作に取り組んでおります。
有限会社デジタルメディア企画 代表取締役 小松 喜房